地球に優しい住宅

リフォームの歴史は、今から50年ほど前にさかのぼると言われています。戦後から20年余りが経過した頃ですが、当時の住宅はようやく一戸建て住宅が増えてきた頃で、それ以前の住宅は集合住宅もたくさんありました。住宅の質は今よりも悪く、都心部は特に空襲で住宅を失った人が多かったことや、住宅を建てるにも資材と人材が不足していたため、とにかく質よりも量という考え方が一般的だったのです。そこで、リフォームが日本に入ってきたとしてもなかなかリフォームに適した住宅はありませんでした。 住宅は普通内装から悪くなっています。耐用年数で言えば、躯体よりも内装のほうが短いのです。ですが、内装だけを取りかえるリフォームをしにくい家が多かったのです。

つまり、【住宅の寿命=内装の寿命】でもあったのです。住宅の躯体はまだ何十年も使えるにも関わらず、内装がダメになってしまったことで、住宅を壊さなければなりませんでした。そのように考えると無駄が多く、環境的にも決してよいこととは言えません。 そこで、リフォームしやすい住宅が必要になりました。リフォームしやすい住宅とは、躯体の部分と内装を分けて考える建築構造です。これをスケルトンインフェルと言ったりしますが、躯体は壊さなくても内装だけを取り壊してそこから何年も使うという方法です。これによって、住宅の寿命は延び、また木材を無駄に伐採するということも亡くなってきたのです。